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【本当の幸せとは】from:yugiriさん

ネット取材vol.29

少年の日に抱いた夢を現実にしたときのyugiriさんの決断です。


yugiri:僕はかなり慎重で、
yugiri: おとなしい人間に見えるのですが、
yugiri: こういう大きな決断をあっさりあまり考えずにしてしまう傾向があるようです。

幼いとき、「日本人はアジアでさんざん酷いことをした」と教わり、「じゃあ俺はアジアでいいことをしよう」と日本語教師になると決断したyugiriさん。

大学卒業と同時に韓国へ行こうと準備も万端だったのですが、大学4年の夏にお母さんが病気で倒れてしましました。
そのことで、韓国行きは1年延期。
yugiriさんの家庭は母ひとり子ひとり。
障害者になってしまった母親をおいて行けるほど薄情ではありません。
でも、自分のやりたいことを諦めて、母親のために日本で就職したら一生母親を恨むことになるだろう。
恨むくらいなら、母親に申し訳ない気持ちを残して自分のやりたいことをしよう。

yugiri: 自分だったら、自分のせいでわが子が望まない人生を歩むより、好きなことをして欲しいと考えたんですね。
yugiri: 正直、母親が泣きながら「行かないでくれ」とでも言えば行けませんでしたね。


韓国に行ってからは、修士号を取るために下宿住まいで、大学院の日本語学科に入学。
朝夕は日本語学校で教え、昼は大学院で勉強、という生活。
身体ももたず、心も折れてしまい、一時帰国。

資金調達に工場で働いて、結局、もう一度韓国へ行くことを決断。

修士号を取らなければ話にならないと、今度は大学院で韓国文学を学びました。
身体を壊し何度か病院にお世話になりましたが、なんとか4年で修士号を取得。

晴れて、大学の専任の教師になったyugiriさんに、またも心が折れてしまうできごとが。
「下手でも日本語が好き!」という学生に教えているのはとてもやりがいがあることでしたが、学科長が変わり学部に変化が出てきたのをきっかけに辞めました。
二校目に移ってからは、「必修で仕方なく取っている」学生に教える苦痛を味わったと云います。
精神を病み、「このままでは死んでしまう」と教員を辞めることを決断。

yugiri: 若い頃から日本語教師になりたくて、
yugiri: まがりなりにも、10年以上教えてきて、
yugiri: 成果も出して、学生にも好かれ、自信もついて、
yugiri: でも、学科長がかわったり、学生の態度ひとつで、
yugiri: こうしてもろくも崩れてしまうのだな、と。


ずっとやりたかった、韓国での日本語教師。
その「やりたい」が崩れてしまった現実。

「やりたいから」と母親を捨てて踏み出した一歩だからこそ、安定や高待遇など考えずに、とことん「自分のやりたいこと」をやり通したい、と。


母親を捨てて、自分のやりたいことをして、さまざまな世界を見て「本当の幸せとは何か」と考えるようになったというyugiriさん。
「まだ答えは出ていない」と。
わたしも「本当の幸せ」ってよくわかりません。
yugiriさんの「本当の幸せ」に答えの出る日がきますように。



~yugiriさんに誰の決断が聞いてみたいか聞きました~

「タケルンバ卿日記」のタケルンバさん

アポイントとってみます。


◆そらの◆

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